2013年6月29日土曜日

温泉に行かない日(224) どさくさに紛れてホテルの風呂に入ることは果たして可能か?

この程富士市で住み始めるに当たって、彼の地に温泉銭湯がもう本当に少ないことにやや意気消沈気味の私です。
でも見方を変えれば、富士市内にある温浴施設の完全制覇は比較的やりやすいという事も言えます。
よし、しからばできるだけ短期間のうちにやってのけてしまおうと思います。

とは云っても、過去何回か「ある特定のエリアにある温泉銭湯完全制覇を目指すツアー」というのを敢行しては玉砕するという黒歴史を持つ私。
例えば、豊橋・伊丹・名古屋あたり、すべて玉砕しています。
でもまあ地元と成るエリアですから何とかなろだろうとは思いました、一旦は。

で、いろんなソースで富士市の温浴施設を調べていたんですが、大きな障害を見つけてしまいました。
とてつもなく高く厚い壁であります。
その壁とは即ち、スーパーホテル 天然温泉富士本館(静岡県富士市水戸島元町16-10:0545-65-9002:¥5280~)であります。
スーパーホテルと言えば、嘗て私が本社づとめしていて各地の支店に出張に出てた頃、よく利用していた格安ビジネスホテルです。
大浴場を備えている施設も多いのですが、殆どは源泉を地域の水道局から引いてきている水道水の湯であります。
しかしこの富士市にあるのは、ホテル名に号されている通り「献上の湯」なる温泉入浴施設を持っております。
まあおそらくどっかからのローリーなんでしょうが[1]、コンプリートを目指すからにはこの温泉にも入らねばならないわけです。
で、サイト内で「入浴のみ可能」に関する情報がないかどうか必死に探したのですが、どこにもそんな記載はなく、どうやらここは「のみ不可」のようです。
泊まらない限り、ローリーだろうがなんだろうがとにかくここの温泉に触れることはかなわないわけだ。





そこで思い出したのが自宅近くにあるかんぽの宿浜名湖三ヶ日です。
ここは言うまでもなく宿泊施設で、かつなかなかいい泉質の温泉が湧いてます。
のみ可なので結構通ってるんですが、毎回思うのが、
「ここって、あれだな。無銭入浴十分可能じゃねえか」
ということです。
ホテルのフロントで料金を払うんですが、そこから浴室までは可成り離れており、土日などはおみやげコーナーとかレストランとかゲームコーナに群がる宿泊客で混み合った通路を抜けていきます。
で、浴室には何の関門はないのであった。
きっと無銭で入っている奴がいるに違いないと踏んでます。

また、やはり自宅近くにある国民宿舎奥浜名湖も同じように1階にあるフロントで料金を払い、最上階にある浴室に行くのですが、浴室あたりには以前まではなんの関門もありませんでした。
ところがきっと無銭入浴者が問題になったんでしょう、いつの頃からかおばさんが浴室入り口の簡易カウンターでレシートをチェックするようになりました。

ううむ、此処から先はよゐこは読んではいけないよ。

おおし。
こうなったらいっちょやってやるか。
スーパーホテル 天然温泉富士本館での無銭入浴。
土曜日の朝とか、チェックアウト客で混み合う時間を狙いすませて従業員の目を上手く掻い潜り、素早く温泉を味わい街に溶け込むような自然さでホテルを後にする。
うん、行けそうだ。

等という犯罪行為に小心で弱気な私が手を染めるわけもなく、なんとか手をつくして安く宿泊を手配し、温泉に入るしかないんだろうなあ。

ねえ、スーパーホテルさん。
きっとホテルにも閑散時間があるでしょ。
その時間、有料で入らせてくんねえかなあ。
おねがいしますよ。

でも繰り返すけど、かんぽの宿浜名湖三ヶ日は、全然可能ですから。
早く手を売ったほうがいいですぜ、かんぽの宿さんよ。


[1]
ホテルの公式サイトによると、源泉名「-」:効能「神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・慢性消化器病・疲労回復・健康増進・冷え症・痔疾 」:泉質「弱塩泉、アルカリ性」とのこと。
他のホテルの温泉源泉名のところには例えば「湯河原温泉」とか書いてあるのにここのは「-」。
何か怪しげだなあ。

2021年7月10日 追記)
このポストを書いた約1年後、「無銭+入浴+ホテル」という検索結果でこのポストに辿り着いたヤツが居ることが判明したため「無銭 入浴 ホテル」等と云うとんでもない検索ワードでこのブログに来た者に告ぐというポストをすぐさま書いて不心得者が湧いて出てこないよう微力ながら力を尽くした。
しかし結果としては力及ばず、2021年7月前後に、実際にホテルや街場の銭湯で無銭入浴を試み、タイ〜ホされたり追手をくぐり抜けて逃亡に成功したというとんでもないやつが現れたのにワシは驚き、改めて恐れていたことが現実になってしまったというポストを書いた次第じゃ。

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たぶん。